相手を変えようとしても抵抗を受けるだけです。
だから、自分が変わることで相手に気づきを与え、そこから変化を促す方が良い。

人材育成の講座にいくと必ず耳にするフレーズではないかと思います。

昨日もあるセミナーで、
「そうは言ってもそんなに簡単変われませんよ。
小さな頃から体育会系で厳しく鍛えられてきたんだから、今更変わるなんて無理だよ」
そう答える経営者の方がいた。
周りの人も同じようにうなづいていた。

自分が変わるとはどういうことか？

変わると言っても、性格や考え方まで全て変えろってことではありません。
私だって、自分の性格や考え方はそう簡単に変えられない。

では、どうするか？
アウトプットを変える！
表情やしぐさ、振る舞いを変える！
ということ。

頭にくることを言われたら、
いきなり言い返すのではなく、「そうきたかぁ」と思いながら6秒待って対応する。

イラっとする行動をとられたら、
「なぜこの人はこういった行動をするのか？」と柔らかい表情で１分間考えてみる。

ミスをした部下を叱りたくなったら、
「どういった問いかけをしたら、気づきを与えられるかな？」と考えてから対応する。

いつもダメ出しをしてくる上司にイラっときたら、
「何がこの人をそうさせているんだろうか？」と客観的な視点を持ってみる。

これだけでいい！！！
今までと同じ対応をしないことがコツです。
いきなり完璧には出来なくても、意識しておけば徐々には出来るようになります。

これが私の言う、アウトプットを変えるです。
こうしてアウトプットを変えていけば、考え方も変わってきます。

人間関係やコミュニケーションが上手くいっていないのなら、
あなたのアウトプットのやり方、方法を変えてみると良い！！！
お試しあれ。