リーダーの大切な要素の一つとして『決断力』があります。
その一瞬、一瞬の決断によって、チームや組織、会社の行く末が決まるからです。

『決断力』について、チームコーチングでの実話を紹介します。
その会社は、長い間人材不足で悩んでいました。
そして、
２年間の検討を重ねた後にこの秋からチームコーチングを導入しました。
目的は、人材確保だけでなく組織改革のためです。

導入から１ケ月後、
その会社で２名の正社員の採用が決まりました。
「良いご縁があり、タイミングも良かった。何より運が良かった！」
チームメンバーの方々はそう言われていました。

私は『彼らの本気さが引き寄せた』のだと思います。
その『本気さ』を引き出すために３つのことを話し合いました。
①リーダーチームの役割・使命を明確にした。
②なりたい姿、ビジョンを言葉にした。
③自社の現状を把握し、問題点を上げ、それを解決に向かった。

言葉にすればこれだけですが、
２日間かけてとことん話し合いました。

そもそも何のためにここにいるのか？
お互いにどう思っているのか？
人材確保に関しての考え方は？
今まで、どのような取り組みをしてきたのか？
どこまで本気で取り組んでいたか？

普段、言えないことも、
言いにくかったこともオープンにしていきました。

そのプロセスで気づいたのです。
『自分たちがやるしかない！』と。

そして、１ケ月間、彼らは今までにない行動力を発揮してやり抜きました。
途中で上手くいかなくなり、挫折しそうにもなったそうですが、
チームミーティングやチームLineを通じて励まし合ったそうです。

達成の報告をしてくれたリーダーが
「チームコーチングをもっと早く導入しておけば、
自分がもっと早く決断できていれば良かった」
この一言が全てを物語っています。

何か新しいことをやろうとしても
出来ない理由を並べられ
足を引っ張られることがあります。

必要なのは、「絶対にやる！」と『やると決めたことをやること』です。
そのことにリーダーがぶれない『決断力』を持ち続けることです。

一人で難しければ、チームでやっていけばいい。
全部を一人でやろうするから上手くいかなくなる。
チームコーチングは、みんなで勝てるチームをつくります！！！