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北山敬三のブログ
組織は変われる、人も変われる
半年ぶりに、中鉄さんの「チームBLUE WAVES」と再会しました。
会社に伺った時、社内の雰囲気が明るい!と感じました。
いくつもの会社を訪問しているので、本能的に感じるところです。
研修が始まって、チームの雰囲気の違いにも気づきました。
以前は、「何を教えてくれるの?」といった受け身の状態。
今回は、「何かをものにして持ってかえろう!」という意欲を感じました。
求めに来ているな!
そんな想いがビシビシと伝わってきました。
手順=フレームワーク(枠組み)
今回のフォローアップ研修は、半年間に取り組んできたことの振り返りでした。
目標
何に、どう取り組んできたか?
⇩
現状
今どうなっている?
具体的にどのような変化が起きているのか?
上手くいっていること、いっていないことなどの探求
⇩
評価
自分たちの達成度はどのレベルなのか?
敢えて、点数をつけてみたら何点???
⇩
気づきと学び
ハッとしたポイントは?
何か見落としていなかった?
次に活かせるとしたら何?
⇩
計画
気づきや学びを活かして、これからどうする?
訂正するところがあるとしたら何か?
⇩
意志決定
誰が、どのように、いつまでにやるか?
本気で取り組もうぜ!!!
必ず達成しようぜ!!!
とまあ、こんな感じでフレーム(枠組み)を提供し、
グループごとに話し合いが始まりました。
ここで感じたのは、会話の量と熱気!
一人がしゃべるのではなく、全員がまんべんなく話す。
予定していた時間が過ぎても、終わる気配がない。
「もう10分延長してください」
リクエストに応えて延長。
プレゼンテーション
話し合いが終わったら、次は発表です。
ここで感じたのは、自信!
自分たちの言葉で、想いを伝えている。
恥ずかしがる人もいなければ、茶化す人などいない。
みんなが取り組みに対して真剣にプレゼンします。
半年前とは比べものにならないほど、自信に溢れたプレゼンでした。
人は、やるべきこと、そしてそのやり方が分かると
自信を持って行動するようになります。
組織の中でも、そのことに焦点を当てて指導していくと良い成果につながります。
どのような仕組み、フレームを作るか、
構造と意図がマッチングしたものが間違いなく機能していきます。
変化から成果へ
そもそも今回のフォローアップ研修は、高田社長の一言からでした。
「チームの取り組みはすごく良くなってきた。会話も増えたし、社内の雰囲気も良くなった。自分たちで決めた会議も継続しているし、部署間の打ち合わせもしっかりやっている。でも、成果にはつながっていない。そこが心配なのだが・・・」
研修をやっていてよくあるパターンは、
1)研修後、しばらくすると元の状態に戻る
これは、集団だけでなく、個人に置き換えると良く分かるでしょう。
学びから帰ってきた時はテンション高いけど、時間が経つと・・・
2)取り組みはやるけども、自分たちの得意なことを優先する
取り組み自体は気に入っている。
しかし、やりにくいことには手を付けたがらない状態。
3)取り組みは続いて、バージョンアップしていく
こうした組織は少ないのが現状ですが、伸びている会社、成長している会社は
このパターンを持っています。
今回は、2)のパターン。
そこは私からかなり厳しいフィードバックが・・・
メンバーも薄々は気づいていた様子でした。
それゆえに厳しい話をしました。
「敢えて言われることで、問題に直面出来て良かった」という感想も頂きました。
高田社長は研修の振り返りの中で
「今日の研修を経て、皆さんの成長を凄く感じました。自分も見落としていたことがあるのに気づかされました。まだ成果として表れていませんが、必ず良い成果、数字となって表れると確信しています」
と、 メンバーの背中を後押しする言葉を伝えられました。
益々、今後が楽しみになってきた中国鉄管継手株式会社さま。
次回お会いできる時にはどう変化しているのか?
皆さんの活躍に期待⤴⤴⤴です!!!