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北山敬三のブログ

研修でできても、現場では・・・ セッション2

2016.6.17 9:46 AM

広島県東広島市にある中国精螺株式会社さま。
緩まないナルト・ボルトを製造する技術の会社。

今回は2回目の研修。
ここでも、マイブームの実習を行いました。
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何より、真剣に取り組む姿が美しい!
そして、楽しそう!
どんな時も、本気(マジ)なんです、この会社は!
エネルギーの高さを感じます。

討議や振り返りをする時には、付箋を使います。
お互いの考えがよく見えて、分かりやすいなど、とても好評です!
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当然ですが、グループによってアイデアの量が違います。
質はどうかというと、これが不思議と量に比例します。
「量」が「質」を凌駕します!

たくさんの意見の中から、本当に必要な意見を抽出します。
全員の意見が見える化しているので、
話し合うにはもってこいの状況を自然と作れます。
このひと手間が、会議の時間を短く、効果的にし、成果を生み出してくれます。
ぜひ、お試しあれ!
お薦めの手法です!!!

実習の振り返り

一番多かったのが、実習でできていることが仕事でできていないという意見。
それだけ責任感が強い人が多いと感じました。

どんな状態か?
頭を突っ込んでしまって周りが見えていない。
目の前の自分の仕事のことだけを考えてしまう。
では、どうすればよいか?
などということを討議しました。
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そんな中で頂いたコメントは、
「コミュニケーション不足とは?
漠然としたイメージだけで、解決方法や解決したらどうなる?
というところを突き詰められると疑問符が多く付いてしまう」
「全員が、本当の意味で目標を理解していないと同じ方向へは向いていけない」
「何となく課内で何が不足しているか分かっていたが、
それを改善する努力をしてこなかったことを改めて知らされて痛感した」
「実習と会社の評価の差が、会社の課題であると分かった」
「勝つために頑張ったが、負けて悔しい・・・」
どのコメントからも強い当事者意識がうかがえます。
感覚としては、
「あれっ・・・、あれっ???  う~~~ん・・・」
って感じでしょうか。

さて、次回は整理して頂いた課題を解決していきます。
そういえば、出来上がる資料(模造紙)も
デザインが工夫してあり、製造業らしく、とても素晴らしい!!!
書いてある内容が内容だけに、お見せできないのが残念です。