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「それって、あり?」って思ったこと

2017/05/31
北山 敬三

 

以前の話ですが、

研修やコンサルタントを依頼されてきた企業さまで、

受注間近になって、幹部の方々からこんな声があがりました。

「外部のコンサルタントに頼んだり、研修を受けるぐらいなら、
 私たちでやりましょう。任せてください」と。

 

私の立場からすると、
「それって、あり?
今までほったらかしにしていたのは自分たちじゃないの???」と思うわけです。

 

とは言え、社長も何となくその気になり、結果として幹部の抵抗に折れ、

せっかくのコンサルティング提案が流れてしまいました。

私にとって非常に悲しいことですが、

その会社のメンバーが自身の手で、自分の組織を変えられるのであれば、

それはそれで最善だと私は思いました。

 

しかしながら、それで上手くいったでしょうか?

失礼ながら、それができるのであれば、その意識があれば、

ずっと以前から取り組んでいるのではないか。

その後の検証は、出来ていませんが・・・

 

「自分たちでやります」「任せてください」

と言う意気込みは素晴らしいと思います。

問題は、その真意がどこにあるのか???です。

人は、変化を嫌います。

変わろうと仕掛けられることに本能的に抵抗します。

なぜなら、今の方が安全で、安心で、楽だからです。

そういった本音を隠しながら、

「費用が掛かるから・・・」とかあれこれ理由をかぶせて、

自分たちの思う方向へ持っていこうとするのであれば、ですね。

 

ただ、これをきっかけにして、本当に自分たちが目覚めて、

本気で「任せてほしい」と思っているのならば可能性はあります。

 

そうではなく、「社外の誰かに任せるのは嫌だ」と言っているだけならば、

任したとしても、少し努力するぐらいのことで終了。

いつの間にか、元の木阿弥ってことにもなりかねません。

 

経験上、

本当に何とかしようと思う人は、今までとは全く違うアプローチをします。

今のやり方では上手くいかない。

だから、違うやり方をしなければいけない。

でも、自分たちはその知識もないし、やったこともない。

勉強するには、時間も余裕もない。

ならば、どうするか???

 

大切なのは、トップの決断!

自分が、この会社を、本当にどうしたいと思っているのか、

自問自答が必要でしょう。