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ゴルフの話 メンタルとルーティーンとセルフコーチング

2021/08/05
北山 敬三

 

8月の暑い、熱い日
広島県ミッドアマチュア選手権というゴルフの試合に出場してきました。
予選を勝ち抜いてきたシングルプレイヤーが競う試合です。
上位52名が中国大会へ進めます。
そこを目指して165名の参加者が競い合いました。

結果として、カットラインは、77ストローク。
普通にプレーすれば、参加者全員が通過可能なスコアーです。
恐らく練習ラウンドでは・・・。

ところが、そうさせてくれないのが試合、本番です。
普段通りにできない。
思うように体も動かないし、プレッシャーに潰されそうになる。
あれっ、どうしたんだろうか?
なんかおかしい・・・
どこが、何が・・・
と考えているうちに、ジエンド  試合終了です。

私も何度もそうした経験をしてきました。
あと1打で通過だったのに・・・
という悔しい経験は一度や二度ではありません。

今回は、久しぶりに中国ミッドアマチュア選手権に出場できます。
なんと、6年ぶりです。
結果を出せたのは、あることを変えていったからです。

 

 

変えたのは準備の仕方と捉え方

 

私の仕事は、チームコーチングで組織を改革することであり、
コーチングやコミュニケーション、アンガーマネジメントを教えることです。

その学びと実践がゴルフにも繋がってきました。
自分をコーチングするセルフコーチングとアンガーマネジメント。
特に、アンガーマネジメントの手法はトッププロも取り入れています。
私は、コーチングと合わせて活用すると誰でも使えると思って実践しています。

その結果として顕著に表れているのが、スコアーの上下幅が小さくなったこと。
年齢と共に飛距離などのパフォーマンスは衰えてきています。
得意だったアプローチの感覚も鈍くなってしまった。
一方で、安定感は増してきている。

では、何が変わったのか?
何を変えたのか?
それは、ショットに向かう時の準備の仕方とミスをした時の捉え方です。

 

ルーティーンの徹底とセルフコーチング

 

ルーティーンの徹底について。
ルーティーンとは打つ前の準備を習慣化することです。
私の場合は、
①ボールの少し後ろから徐々にスタンスに入る
②方向を定めて構えたら、「右の壁をつくる」と小さくつぶやく
③「右足にアンカーを入れる」とこれまたつぶやく
④ボールを最後まで見ることを意識しながら、まっすぐテイクバックを始動
この流れで打っていきます。

文字にするとたくさんやっているように思えますが、
一連の動作の中ではそれほどではありません。
ブツブツとつぶやいているのもポイントで、
言葉にしてつぶやくことで力みが薄れていきます。

私が思うルーティーンの効果は、
・不安が減る
・邪念がなくなる
・目の前のショットに集中できる
・力みが少なくなる
・シンプルに打てる
・大きなミスが極端に減る
などなどです。

とは言え、ルーティーンがハマる時とハマらない時があります。
簡単にいうと、集中できるかどうかです。
「だったら、いつも集中してやればいいじゃん!」と言われそうですが
その加減は自分でも上手く扱えていません。

これが意識してできるようになると、
いわゆるゾーンにも入れるのだと思うのですが・・・
今のところは、ルーティーンを愚直に繰り返すのみを実践しています。

次に、セルフコーチング。
ラウンド中にミスが出てもあわてないように、自分と対話をします。
その対話を通じて、自分をコーチングしています。
一人二役を意識的に演じています。

頭の上にドローンを飛ばしておいて、そこから見えるもう一人の自分と対話をする。
そんな感じです!

ミスをした時には
「今ミスをして、イラっときている?」
「まださっきのミスのことを引きずっている?」
「考えなければいけないのは、目の前のショットじゃない?」
「このまま終わってもいいのかな???」

調子の良い時には
「この調子でいこうよ!」
「落ち着いて、ルーティーンだけは忘れずに!」
「今日の北山、慎重でいいね!」
とまあ、様々な言葉が飛び交っています。

こうした対話をするだけでも、自分が冷静になっていきます。
もちろん、そうすればすべてが良くなるは訳ではありませんが、
やらないよりもやった方が好結果を生むことは間違いありません。

 

やってみないと、やり続けないと分からない

 

な~んだそんなことか???
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
やり続けることは相当大変です。

実際に、ルーティーンに対する取り組みはこれまで何度もやってきましたが
気づいたら忘れていた
何となく面倒くさくなってきた
ということがありました。

セルフコーチングにしても、
ミスをした時に「それどころじゃねえよー」
「そんな余裕があったらとっくにやっているよ」
と言いたくなる気持ちも分かります。
だから意味があると思うのです。

ルーティーンは型をつくる習慣化です。
こうすれば美味しくできるというレシピを繰り返す。
飽きてきて、変更したくなったらそれでもいい。
でも、ルーティーン自体は絶対にやめない。
何も決めないで、何となく打つのが一番ダメな打ち方だと信じているからです。

セルフコーチング、ミスをした時の処置もそうです。
自分との対話を続けること。
そして、冷静になり、怒らなくてもよいことに怒らない。
まさに、アンガーマネジメントです!

 

こうした考え方は、会社経営や人材育成にも通じると思います。
だからゴルフは多くの経営者に愛されるのかな・・・と思った今日この頃です。