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プロがさりげなくやっているコーチングの裏ワザ!!!

2021/08/09
北山 敬三

 

人材育成において、コーチングは重要なスキル!
とはいえ、
コーチングを使いこなせている上司に出会った経験はほとんどない。

 

プロがさりげなくやっているコーチングの裏ワザ

 

別にコソコソやっている訳ではないが、
以外に気づかれていないのがフィードバック!!!
昨今では、フィードバックのスキル!
などという専門的な分野もあるくらい重要です。

プロコーチからすると、
傾聴、承認、質問は出来て当たり前!!!
しかし、フィードバックに関しては、上手い・下手がすぐに分かってしまう。

 

残念なフィードバック・・・

 

ありがちなフィードバックとは、
しっかりと傾聴・承認しておきながら、
その先の問いが・・・いけてない。
問いかける振りをして、無意識に叱っているパターンである。

例えば、こんな感じ。
部下「これ、今回のプレゼン資料です」
上司「内容を説明してくれる?」
部下「はい。まず最初に概要を説明して・・・」
と部下の説明が一通り終わった。(傾聴

上司「よく出来ているね。以前よりも分かりやすくなったよ。(承認)
ところで、何を意図してこの資料を作ったのかな?(質問)」
部下「それは、あの・・・・」

とまあ、返答に困る部下もいます。
もちろん、すぐに返答できる部下は問題ありませんが、
ここではそうでない部下、伸びしろが沢山ある部下の話です。

上司「意図が明確でないのは残念だな。いつも言っているけど、
そこをはっきりさせて欲しいんだよ。分かっているよね?」
フィードバック???

とまあ、上司の言い分は正論だし、間違っていない。
悪いのは、いつも同じミスをする部下・・・。

 

本当にそうなのか?
自分のフィードバックを疑ってみる

 

この場合、本当に部下だけが悪いのか?
上司は何度も言ってきたし、部下はそれができるはずだ!!!
と上司は思い込んでいます。
だって、「意図を考えて資料を作るのは常識ですから」という思考のパターン。

ついつい、うっかり、抜けてしまう人もいる。
これって、その人が持っている思考のパターン。
この部下で言うと、
資料作りに夢中になると意図を考えるプロセスが抜けてしまうという癖。

実はこれ、私にもあります。
私の場合、コーチングが楽しくなってくると、つい枠組みが疎かになる。
そんな時
「北山さん、もう少し枠組みを意識した方が良いですね」
とコーチ仲間からフィードバックをされます。

コーチングをやる前は意識しているのだけど
後からやっちまったぁ・・・と思ってしまう。
これが私の思考パターン!!!!

 

コーチングの障害となること

 

人はみんな違う!
そのことは誰もが知っている。
でも、その違いを許せる人は少ない。
なぜなら、自分の「~~であるべき」「~~~なはず」という
信念や思い込みがあるからです。

簡単に言うと、
この「べき」や「はず」が障害となって
相手の話を受け容れなくなっている。

 

キーワードは、「一緒にやろう!」

 

先程の会話例からすると、
フィードバックをする振りをして叱るのではなく
「じゃあ、一緒に考えてみようか?」と伝える。

こうしたアドバイスをすると、
そんな時間はないですよ。
自分には余裕がない。
それって甘やかすことになりませんか?
1度やってみたんですが、効果が続かなくて・・・

とまあ、このような返事がきます。
この裏側には、先程の「べき」や「はず」という思い込みがある。

本当に人を育てたいのなら、
障害となる「べき」や「はず」を手放し
このひと手間、ふた手間を惜しまないこと。

「一緒にって、子供じゃないんだから・・・」
と言われますが、
これまでと同じやり方ではいつまでも同じ結果しか出ません。
同じような愚痴を言い続けることになります。

 

やってみれば分かる共有という名の教育

 

一緒に考えてみようという試み!
面倒くさいのかな、やる前から否定している、やらず嫌いな人は多い。

一緒に考えながら、
「こういった考え方はできないかな?」
「相手の立場になって考えられないかな?」
「反対側の視点から考えたらどうなる?」
という問いかけをしてみる。

問う側も
「あれっ、こうしたことも分からないんだ」
「そういう風に見ていたのか・・・」
「なるほど、彼はこういったところが弱いんだな」
ということが分かってくる。

 

仕事ができる上司ほど人材育成が苦手かもしれない

 

自分ができるから、できない人のマインドが分からない。
「何でこんなことができない訳??????」
と?マークが続く。
だからこそ、一緒に考えるという対話が必要になってくる。

 

一緒に学んでいくとこんなメリットがある!!!

 

お互いが理解し合える。
お互いの人間関係が良くなる。
部下を学びの世界に巻き込める。
部下の考え方や思考の癖が分かるようになる。
相手の弱いところを許せるようになる。
情報は共有できるようになる。
「~~であるべき」や「~~のはずに違いない」という自分の思い込みや信念を手放せるきっかけが生まれる。
自分も一緒に成長できる。
などなど。

命令よりも、共有、共感の方がずっと人は育つ!!!!