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北山敬三のブログ
桜のお話し
2019.2.27
4:58 PM
今年は寒くなく、冬が無かったとも言われています。
そう言っているうちに、3月です。
春がやってきます!!!(既に春のような気候ですが・・・)
春が来ると、桜が咲きます。
今日は桜のお話しを。
桜はなぜ、人気者なのでしょうか?
一斉に咲いてパッと散る潔さだと言われていますが、
実はそれだけではありません。
実は、『お蔭様』なのです。
桜と言えばソメイヨシノですが、
この花は江戸時代に品種改良されて作られました。
ご存知のようにサクランボはできません。
つまり自分自身で繁殖する力はないのです。
人間が接ぎ木して、増やしてきました。
梅や桃は種子で自己増殖できますが、桜は違います。
美しく咲いているので、それを見た人が増殖したくなり、そうしてきたのです。
人間が地球からいなくなれば、当然、桜も消えます。
お互いに、お蔭様の世界でなりたっているのです。
自己増殖できないのに、桜は人気者!
ここに生き方のヒントがありました。
自己増殖ばかり考えて、自分の楽しみを追求するよりも、
他の人を楽しませたほうが増殖できるということ。
「オレが俺がと言って自己主張ばかりして生きていくよりも、
誰かのために貢献していく生き方のほうが幸せになれるよ!」
と言われている気がします。
これは、
京セラの稲森和夫さんが言われる『利他の精神』です。
HPの中で、以下のように紹介されています。
従業員が喜ぶようなことをしてあげれば、
従業員はさらにハッスルして頑張ってくれます。
だから会社はよくなります。
お客さんに喜ぶようなことをしてあげれば、
お客さんは会社を応援してくださいます。
だから会社はよくなるのです。
与えることは、結果として、多くをもらえることになります。
もっともっと与えられる人間になりたいものです。
俺がオレがの北山でした。